あけボーノ!【番外編:福餃子店主インタビュー】
曙橋での「おいしい!」の合言葉、【あけボーノ!】のコーナーです。
今回は、趣向を変えて、福餃子の店主のインタビューをしました。
曙橋界隈で、美味しくて懐に優しいものを食べたければ「この店」と言われる『福餃子』ですが、今回は、その“美味しさ”の秘密を探りたいと思います。
インタビュアーの紹介 |
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店主の紹介 |
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曙橋で開業するに至った経緯
『中華料理』へのこだわり
福餃子さんの料理には“コク”がありますね。 | |
その素となっているのは、“スープ”だと思います。うちでは、豚のゲンコツ、背骨、鶏ガラをメインにして、毎日、一から作り、翌日までに使い切っています。 | |
福餃子の全ての味の基礎になっているのですね。 | |
そうですね。やっぱり、ここは絶対に手を抜けないです。“スープ”を失敗したら、その後、どんなに味付けをしても美味しくはならないです。 それと、豚骨ラーメンを出していたときは、このスープに更に豚足を加えて濃厚さを出していました。 |
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店名にもなっている餃子は、メニューの数も多いですね。 | |
餃子は、先ほどもお話しした私の故郷の伝統の味から、日本人の好みに合わせたものまで、16種類ほど作っています。色々な味を楽しんでいただけたら、と思っています。 |
特二級厨師の腕前
先ほど徐さんは「特二級厨師」であると伺いましたが、それはどのような資格なのですか? | |
一言でいえば、中国の国家資格です。上手に料理が作れるかといった面のみならず、食材や料理法などの知識も問われる公的な料理人の資格です。 | |
こんなことを訊くのは失礼ですが、それは難しい資格なのですか? | |
この公的な料理人の資格には5段階あり、上の2つだけ“特”が付きます。試験も毎年ある訳ではないので、特二級を取るのには技と経験に加えてそれなりの時間も必要となります。 | |
「特二級厨師」の料理がこの価格で食べられるというのは、ありがたいですね。 | |
いえ、私は、来てくださるお客様に自分の故郷の味を紹介できるのが嬉しいですし、敷居を感じず、料理を楽しんでいただけたら本望です。 |
お勧めメニュー
[編集後記]
(の) 私は、上記の「押し豆腐とにら炒め」に絶賛ドはまり中です。豆腐の旨味とスープのコクが絶妙に絡み合って、何とも言えない感動があります。他では食べたことのない食感も相まって、食べた翌日になると、また食べたい!と舌が要求してきます。
「特二級厨師」という腕前を惜しげもなく披露してくれる徐峰さんにありがたみを感じます。
福餃子 |
東京都新宿区住吉町5-9 リフレッレシュ住吉B棟B1F TEL:03-3226-0331 |
[新宿ルーペ] https://shinjuku-loupe.info/p/member/751 |