かっぱ坂

 名前の由来(1)

かっぱ坂というのは、靖国通りと立体交差する外苑東通りの側道の坂道のことです。名前の由来の一説は、漢字の『合羽』の方にまつわる話で、防衛省が尾張徳川家の上屋敷だったころ、この坂(道)沿いが尾張家の合羽を干す場所となっており、雨の後などは坂の片側に合羽が沢山連なって干されていたそうです。それで「合羽坂」というようになったとのことです。地元の複数の先輩から聞いた限りでは、こちらの説の方が正しい!とのことです。だから「合羽」という漢字を使っているんだ、と。

 名前の由来(2)

名前の由来のもう一説は、下記、坂上に設置されている標識に記載の通り、坂町の低地部分に昔あった“蓮池”に出没したカワウソを河童と間違えたから、というものです。

 かっぱ坂の標識

【坂上にある東京都が設置した石の標識】
合羽坂(かっぱざか)
新撰東京名所図会によれば「合羽坂は、四谷区市谷片町の前より本村町に沿うて、仲之町に登る坂路をいう。昔 此坂の東南に蓮池と称する大池あり。雨夜など獺(かわうそ)しばしば出たりしを、里人誤りて 河童(かっぱ)と思いしより 坂の呼名と。。。転じて 合羽の文字を用い云々」 何れにしても、昔この辺りは湿地帯であったことを意味し、この坂名がつけられたものと思われる。
昭和五十八年三月 東京都
 【坂下にある河童の石像】
こんなのが3つあります。この石像がある場所は、靖国通りと合羽坂に挟まれた中洲のような場所なので、中央大学院の学生以外はあまり通らないのですが、子供が通ると喜んで頭の上に立ったりしています。


「顔だけのカッパ」「頭だけ出てるカッパ」「カッパ全身像」の3体います。

かっぱ坂の思い出

【近隣町会の町会長】
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mama_100  【近所に住んで数十年のお母さん】
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※この「思い出」は、地元の人から聞いた話をそのまま載せており、記憶違いや勘違いなどがあるかも知れません。昔話程度に捉えてください。正確な情報が知りたい方は、必ず自分で確認をしてください。