念仏坂

 名前の由来

念仏坂は、あけぼのばし通り商店街から市谷仲之町方面へ向かう際に通る階段です。

『念仏坂』という名前の由来には、

1.お坊さんがいつもこの坂で念仏を唱えていたから

2.昔は、この坂の上の方から市谷監獄を見ることができ、受刑者の家族が市谷監獄の方を見ながら念仏を唱えていたから

3.坂が急で通る人が怖がって念仏を唱えたから

等、諸説あります。

 念仏坂の思い出

yanagi 【昔、住吉町町会長も勤めた大御所】
私が子どもの頃は、念仏坂の脇にソースを作っている工場みたいなのがあって、念仏坂を通るときにソースの匂いがしたのを憶えています。念仏坂は、その頃から階段でしたよ。坂上の仲之町は、昔はお屋敷町で、女中さんがいるような家が多く、子どもたちは牛込仲之小学校からの帰り道に、呼び鈴を意味もなく鳴らして遊び、怒られたりしていました。昔も子どもはいたずらばかりしていました。
この「思い出」は、地元の人から聞いた話をそのまま載せており、記憶違いや勘違いなどがあるかも知れません。昔話程度に捉えてください。正確な情報が知りたい方は、必ず自分で確認をしてください。